研究・調査

NELL調査、約7割が「寝ても疲れが取れない」 リカバリーウェア認知7割超も使用は8.2%

睡眠ブランド「NELL」を運営する株式会社Morghtは、全国の20〜69歳の男女1,000名を対象に実施した「疲労回復と睡眠環境に関する実態調査」の結果を2026年9月14日に公表した。疲労回復対策をしている人は7割を超える一方、そのうち半数超が十分な回復を実感できていないことが明らかになった。

約7割が「寝ても疲れが取れない」、40代は約8割

「寝ても疲れが取れない」と感じることがあるかという質問には、「よくある」26.6%、「ときどきある」43.2%を合わせて69.8%が該当すると回答。年代別では40代が79.0%と全年代で最も高かった。朝起きたときに十分な休養感を得られていない人は62.9%、疲れによって日中の仕事や家事のパフォーマンスが下がっていると感じる人は64.3%にのぼる。

疲労回復対策については、73.6%が何らかの対策を行っていた。しかし対策をしている人のうち、「あまり回復を実感できていない」44.4%、「まったく回復を実感できていない」8.0%を合わせた52.4%が、十分な回復を実感できていないと答えている。毎月お金をかけている人に限っても、49.5%が同様の回答だった。

このニュースのポイント

  • NELLが全国20〜69歳の男女1,000名に「疲労回復と睡眠環境に関する実態調査」を実施
  • 69.8%が「寝ても疲れが取れない」と回答、40代は79.0%と全年代で最多
  • 疲労回復対策をしている人の52.4%が十分な回復を実感できていない
  • 79.3%が「疲労回復に睡眠は重要」とする一方、睡眠環境を見直した経験がある人は22.7%
  • リカバリーウェアの認知は71.2%、現在使用している人は8.2%

「睡眠は重要」8割、しかし環境の見直しは2割台

疲労回復のために行っている対策は、「入浴・サウナ」25.6%、「食事・栄養に気をつける」24.9%、「運動・スポーツ」23.6%が上位を占めた。一方で「マットレス・枕・寝具などを見直す」は8.7%、「リカバリーウェアや着圧ウェアを着用する」は3.9%にとどまっている。

疲労回復にとって睡眠が重要だと思う人は79.3%、「睡眠は身体を休めるだけでなく、翌日のコンディションを整えるための時間だと思う」という考え方には87.3%が同意した。それにもかかわらず、疲労回復やコンディションを整える目的で睡眠中の環境を見直したことがある人は22.7%にとどまる。

この1年で睡眠環境を見直していない人にその理由を尋ねたところ、「見直すという発想がなかったから」が31.2%で最多。次いで「何を選べばよいか分からないから」24.8%、「お金がかかるから」17.1%が続いた。認知と行動のあいだにギャップがある構図が浮かび上がる。

リカバリーウェアの認知は7割超、使用は8.2%

リカバリーウェアについては、「知っており、使っている」8.2%、「知っているが、使っていない」35.9%、「名前を聞いたことがある程度」27.1%を合わせ、71.2%が認知していた。現在使用していない人のうち、「ぜひ使用してみたい」7.3%、「まあ使用してみたい」34.5%を合わせた41.8%が利用意向を示している。

調査は2026年8月18日〜19日にインターネット調査で実施、有効回答数は1,000名。引用時は「睡眠ブランド NELL調べ」と明記することが求められている。

編集部の視点

認知は7割を超える一方で実使用は1割に満たず、「知っているが試していない」層が厚いことがうかがえる。見直さない理由の上位が「発想がなかった」「何を選べばよいか分からない」である点は、製品の機能訴求だけでなく、選び方の情報が不足していることを示しているといえそうだ。


※本記事は各社の公表情報(プレスリリース等)をもとに編集部が独自に要約・編集したものです。製品・サービスの内容や効果に関する表現は各社の発表に基づきます。効果の感じ方には個人差があります。最新かつ正確な情報は、必ず出典元・公式サイトをご確認ください。

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